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UPDATE 2015/02/04

絵本

ウエちゃんの
「子どもを自然の世界に連れていく」絵本紹介♪

のにっき -野日記-

nonikki

著者:近藤薫美子
価格:1500円+税
発行:アリス館

これは私がすごい感動した本です。

この本にはほとんど、文章が出てきません。

ある日、小さな動物、たぶんイタチじゃないかなと思うんですけど、死んじゃうんです。この死んじゃった生きものの亡きがらがどうなっていくかっていうカレンダーです。自然の中では、死体さえもこんなにいろんな生きものたちの役に立っているんだっていうことが分かる。

私が感動したのは、ラスト。だんだん季節が移っていって、これは私の想像ですが、お母さんの亡きがらの栄養で育った木イチゴを食べたネズミを捕ってるんですよ。それで自分の子どものところにいく。ああ、生命がつながってるっていうことだと思うんです。

近藤薫美子さんは琵琶湖のほとりに住んでいる方で、趣味がウルトラマンと自然観察だそうです(笑)。とっても面白い絵本を書いています。

オススメ人
植原 彰(うえはら あきら)山梨県内の小学校の先生・乙女高原の保全活動を行う「乙女高原ファンクラブ」代表。自然観察会で絵本をふんだんに使って、子どもたちを自然の世界に引き込む達人。自然に関する本を700冊以上所蔵し、自身でも環境教育の本を複数執筆。

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