UPDATE 2014/08/06
NEWS
自由研究テーマ
わたしの自然観察路コンクール
夏休みの自由研究に! 自然観察路コンクール開催中です♪
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1. セミの道
ちゅう車場からネイチャーセンターへの最初の道です。いろいろな木がうっそうとしていて昼間でもうす暗いです。
チージリジリジリ カナカナカナ↑
ジーリジリジリジリ ミーンミーンミンミン
ツクツクホーシツクツクホーシ などいろいろなセミの鳴き声がします。
ジャノヒゲと言う小さく丸い、つやつやしたむらさき色の実のかわいい植物もあります。
2. コジュケイの林
ヤブカンゾウ、ワレモコウ、ヒメヤブランなどもあります。カブトムシも見つかります。生まれたばかりのカブトムシはカラスに食べられてしまうので、アゴや、角など、体の硬い部分が落ちてます。木も種類によって皮のざらざらしているもの、つるつるしている物、ごつごつしている物など、さわり心地もちがうし、もようもいろいろでおもしろいです。クヌギはごつごつして、硬いうろこみたい。
3. バッタ原
バッタ原は、ぴょんぴょんと飛ぶバッタの他にも、リンリンとすずのように鳴くコオロギや、大きな緑色のカマキリ、オレンジや、茶色、白、黄色など、いろとりどりのチョウがいます。タンポポや、スミレの花がさいている原っぱです。夏と冬に星の観察会をします。キツネのかみそりと言うおもしろい名前の花もさいていました。
4. ざっ草の道
甘くて食べられるヤマグワや、くさいにおいがするが、花は白とむらさきでかわいいヘクソカズラ、クマや鳥が大好きなヤマブドウ、みつが甘くてチョウが好きなヤブガラシ、ちょっとめずらしい葉が丸いマルバスミレなどが生えています。大きなまっ黒のカラスアゲハもいます。道は、白っぽいじゃりじゃりしたすなはまのようです。夜に空を見ると、星もよく見えます。夏の大三角も見えました。
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これは去年の「わたしの自然観察路コンクール」に応募してくれた小学4年生の子の作文の一部。ほんのちょっと読んだだけでも、この子が歩いた道の風景が鮮やかに目に浮かびませんか?
「自然観察路コンクール」は、子どもたちが自然の面白さを発見し、自然観察路を自分でつくり、絵地図と文章にして発信するコンクールです。現在、第31回目のコンクールを開催中です。(主催:公益信託富士フイルム・グリーンファンド/日本自然保護協会)
子どもたちは、びっくりするほど鋭い観察力と豊かな表現力を持っています。身近な自然の中で子どもがどんなことに気づくのか、それをどんなふうに表現するのか、ぜひ夏休み中のお子さんやお孫さんに「自然観察路づくり」を紹介してください。
コンクールの応募締切は9月30日までなので、夏休みの自由研究として夏休み明けに一度学校に提出して、学校から作品が返却されてから、締切までにコンクール宛てに作品を送っていただければOKです。(注:学校からの返却時期については、各自で学校にご確認ください)
(▼昨年の応募作品の一部。それぞれの絵をクリックすると大きくなります。)
●下記のページでは、自然観察路のつくりかた(自由研究のヒント)をご紹介しています。
http://kansatsuro.nacsj.or.jp/hint
●「わたしの自然観察路コンクール」への応募方法は、下記をご覧ください。
http://kansatsuro.nacsj.or.jp/application
募集概要
■入選者発表:2014年11月下旬に、主催者側から学校に通知するほか、作品タイトル・氏名・学校名・学年を、新聞・雑誌・WEBサイトなどで発表する予定です。これら情報の公表については、コンクールへの参加をもってその許諾をいただいたものとします。
■賞:最優秀賞(小・中・高校生 各1作品)、環境大臣賞、主催者賞、富士フイルム賞
優秀賞(小・中・高校生 各3作品)、主催者賞、富士フイルム賞
佳作(小・中・高校生 各10作品)、主催者賞、富士フイルム賞
■審査:学識経験者、主催者、後援・協賛団体などの関係者で構成する審査委員会で審査します。
■主催:公益信託富士フイルム・グリーンファンド(受託者:三井住友信託銀行)、(公財)日本自然保護協会
■後援:環境省、朝日学生新聞社、朝日新聞社、(公財)森林文化協会
■協賛:富士フイルムホールディングス、自然保護憲章普及協議会
■備考:絵地図づくりのための観察や絵地図を制作しているようすのお写真をぜひお送りください。(WEBサイトや印刷物などで公開可能なもの)
★★★応募方法はこちらから>> ★★★